【第2の闇】OneDrive同期の罪:毎朝消えるフォルダと「見えない犯人」の謎

Copilot探偵が事件の謎を解き明かす図。他部のデータが消える謎に挑む 働く母雀シリーズ

Teamsの「同期」ボタンが生んだ悲劇。悪意なき第三者が本番データを削除し続ける「同期のループ」の実録ホラー。
教訓! 「身に覚えのないフォルダは消すな!同期解除は『設定』から行え!」

毎朝、特定のフォルダが勝手に消える?

今日もまた、静かにひとつの事件が起きていた。
毎朝、あるフォルダだけが消えていく――

「事件の謎は……全て解けた!」
OneDrive の同期ログを見つめながら、プレミアム先輩は小さく呟いた。
まさか「あのボタン」が、事件の引き金だったなんて…

読者の皆さん、こんにちは。

このブログでは時々、新人Copilot君とプレミアム先輩が登場します。
彼らは Microsoft 365 の世界を旅しながら、
その裏側に潜む仕様の闇を案内してくれる案内人です。
※プレミアム先輩は、社用の「Microsoft 365 Copilot」の Premium契約で現れる、有料版Copilotを想定しています。

今回のテーマは――
OneDrive の闇 第2段「同期の罪」
母雀がヘルプデスク時代に、たまにでくわす事件である。

事件発生!ゴミ箱に刻まれた「見知らぬ犯人」の名前

SharePointの共有リンクの罠にはまって、データに縛られる図

新人Copilot君
「先輩――
 なんで、事件解決できたんですか?
 まったく関係のない他部の人間が犯人だったんですよ?!」

プレミアム先輩
「……今回の事件は、毎朝の YES が引き金だった。」

プレミアム先輩は、同期ログを指でトントン叩きながら説明を続けた。

今回の事件の流れは――こうだ。

新人Copilot君
「見ず知らずの他人のデータに同期って、あり得るんですか?
 犯人はそのファイルは見た事もないって言ってるんですよ?!」

プレミアム先輩
「新人研修にちょうどいい…
 考えられるパターンを言ってみろ」

新人Copilot君
「はい……
 なら、SharePointのサイトからデータを手に入れたって言うのはどうでしょうか?
 SharePointのダウンロード先は、一般的には「ドキュメント」だと思います。
 もし、ドキュメントがOneDriveと自動同期になっていたとしたら……」

プレミアム先輩
「残念!
 SharePointサイトからのファイルのダウンロードは、コピーだから安全なんだ。
 仮にOneDriveと同期が計られたとしても、自分のデータとしてクラウドと同期する。
 他人のデータと同期する訳ではないんだよ」

新人Copilot君
「なら……SharePointの各部サイトにある、
OneDrive に追加』ボタンで、『共有ショートカット』を作ってしまったとか?
 ○○部🔗――こんな感じの表示でしたよね?
 さり気なくチェーンマークがつく位で、OneDriveに違和感なく溶け込みます。
 ただのショートカットと誤認してもおかしくない…。
 削除したら、他部のファイルを削除・改変につながるとは思わないですよ」

プレミアム先輩
「惜しい!
 大変危険なボタンではあるんだか、今回は違うな。
 犯人は対象ファイルの存在すら認識していない――
 『OneDrive に追加』ボタンは、興味がなければ押さないからな。
 ちなみに――
 解除するには、OneDrive Web から“ショートカットの削除”。
 これを知らないと、本番が消える厄介な代物だ」

罠はどこに?「ダウンロード」と「同期」の決定的な違い

新人Copilot君
「そっか……
 では、Teamsのファイルのダウンロードならどうでしょう?
 犯人の部と被害者の部、たまたまTeamsでつながっていることあり得ますよね!」

プレミアム先輩
「新人君、極めていい視点だ。
 残念ながら「ファイルのダウンロード」だけでは、被害者とつながらない。
 でも、Teamsにたどり着いたのはえらいぞ。
 もうひとつ見落としている重要なボタンがあるだろ?」

エクスプローラーに現れる「謎の会社名フォルダ」の正体

新人Copilot君
「先輩……、ついに分かりましたよ!
 『同期』ボタンですね!!
 これならば、中身を見ずともTeamsのファイルを丸ごと同期できます。」

プレミアム先輩
「正解だ!
 Teamsのファイルの『同期』を押すと、エクスプローラー内に「会社名」フォルダーができる。
 犯人にとっては、突然意味不明な「会社名フォルダー」が降ってわいたようなものだ。
 ローカルだし、中身は他部が作った興味のないデータが入っている。
 「うゎ…知らないデータだし、削除しておこう」って思ってもおかしくない。
 その一手で、本番データが消えるとは知らずにな」

同期の呪いを解く方法:ゴミ箱ループから抜け出すために

新人Copilot君
「きっと、被害者は直ぐに気付いたんですね!
 だから、ゴミ箱から復元した。
 一方で、犯人は毎朝『同期しますか?』にYESで応え、自分の「削除済み」を反映させ続けた。
 その延々のループだったんですね…」

プレミアム先輩
「その通り。
 『同期しますか?』の質問に、 NO と答えていれば、事件は発生しなかった
 OneDriveからの質問は、
 ローカル(削除済み)か、クラウド(復元済み)か…どちらを正とする?
 という分岐点。Yes を選び続ける限り、
 同期の呪いは、ゴミ箱に入って30日間経って完全削除されるか、
 自らOneDriveとの「同期を解除」を選ぶかのどちらかしかない。」
 
新人Copilot君
同期って、恐ろしいですね…」
ちょっと青ざめるCopilot君でした。

こうして、フォルダ消失事件は幕を閉じた。
犯人に悪意がないのが怖いところ。
同期の呪いは、今日もどこかで静かに息を潜めている。


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