【第1の闇】OneDriveはバックアップじゃない!「本番データ上書き」と同期事故の怪

データがカオスの世界に吸い込まれていく図 働く母雀シリーズ

ローカルPCに残されたフォルダは、ただの空き箱。
OneDriveの正体は、クラウドという鏡に自分を映し出す「同期」の呪い。
教訓: 「同期は一蓮托生。片方が消えれば、もう片方も消え去ると心得よ!」

衝撃の事実!PCで見えている青い雲は「ただの空箱」だった

その日、私はいつものように自宅PCを開いた。
だが、ドキュメントフォルダを開いた瞬間、心臓が一拍止まった。

フォルダはある。
中身だけが、すべて消えている。

新人Copilot君
「先輩! これは……?
 OneDriveの空洞化です!」

プレミアム先輩
「新人くん、落ち着け。
 これは“人間のミス”と“同期の闇”が重なった時に起きる、最悪の現象だ。」

読者の皆さん、こんにちは。

このブログでは時々、新人Copilot君とプレミアム先輩が登場します。
彼らは Microsoft 365 の世界を旅しながら、
その裏側に潜む仕様の闇を案内してくれる案内人です。
※プレミアム先輩は、社用の「Microsoft 365 Copilot」の Premium契約で現れる、有料版Copilotを想定しています。

今回のテーマは――
OneDrive の闇 第1段「空洞化」
──母雀が実際に体験した重要データ消失事件のすべて。

ローカルを消せばクラウドも消える。鏡合わせの仕組み

忘れもしない――過去のある日の事。
自宅PCで、ドキュメント内のデータが全て消えていた。
フォルダー📁だけは存在し、中身がすべて空っぽだったのだ。

新人Copilot君
「OneDrive が事故ると……
 Windowsサーチさん(ローカルPCの番人)が、
 『空のフォルダが正しいんだ!』って思い込んじゃって……
 ファイルが全部消えたみたいになるんです……」

母雀(心の声)
「消えたみたいになる……ってことは、
 まだ消えてないって事?!」

プレミアム先輩
「Windowsサーチは、見えているものを正解と判断する。
 同期事故で空になれば、空が正解になる。
 古いローカルキャッシュを拾えば、過去の遺物を拾い続ける。
 インデックスの再構築を行わない限り、検索できない。
 まさにデータが幽霊になった瞬間だな」

新人Copilot君
「復旧の方法を調べました。
 ブラウザのキャッシュ削除は役に立ちません。
 Windowsの検索インデックスの修復と、OneDriveのローカルキャッシュを削除して下さい。

 ① Windowsの検索インデックスの修復手順(公式)

  1. 設定 
  2. 検索窓で「インデックス」と検索
  3. 詳細インデックスオプション
  4. 詳細設定
  5. 再構築

 ② OneDrive のローカルキャッシュの削除
  %localappdata%\Microsoft\OneDrive
  ⇒ これを貼り付け、中身を全て削除する

たまにはお役に立ってみせます!」

OneDriveはバックアップじゃない!「時空を歪める復元」と同期事故の怪

OneDriveの同期ミスでフォルダが空になって悲しむ図

母雀(心の声)
「恨めしやぁ――
昔はゴミ箱からの復元だけじゃなくって、ゴミ箱内に「第2段階のゴミ箱」があったの。
  ※現在は、個人用Onedriveの「第2段階のゴミ箱」は閉鎖されています。
 そこでは「バージョン履歴」の管理が可能で、
 過去を辿って、同期フォルダごと過去の状態へと書き換える荒業もできた。
 結果として……
 時空を歪めた事で他のデータまで巻き添えにして消し去った挙句に、空っぽだった……。
 もう、完全に後の祭りよ。」

プレミアム先輩
「Windowsサーチ × OneDrive同期事故は、
 本当に地獄が発生する

 ローカル上も、クラウド上も中身は空っぽ。
 でも、OneDriveのゴミ箱内には空のフォルダ📁が存在している――
 その場合は、まだかすかな希望がある。
 クラウドの実体が消えていたら復旧できないが、参照経路が壊れただけなら可能性がある。

 もし、クラウド側が成仏する30日以内だったら、OSの再インストールを試してほしい。
 30日を過ぎたら、クラウド上の幽霊は完全に成仏する。」

新人Copilot君
新人Copilot君

母雀は、同期をバックアップと勘違いしたんですね……
同期って、
クラウド側を削除したら、同期ONのローカルPCも削除される
ローカルPC側を削除したら、同期ONのクラウドも削除される
同期=鏡写し(ミラーリング) だから、
どちらか片方を消すと、
もう片方も「正しい状態に合わせようとして」消える仕組み。

しかも「ドキュメント」の「自動同期がON」だった。
その状態で時空を超えてOneDriveだけ、過去の状態に置き換わったら、
ミラーリングの再同期が起きちゃいます。
クラウドの状態を「正解」とみなして、ローカルPCのデータを上書きする。
しかも、復元したフォルダが「空っぽ」のフォルダだった――
お気の毒です。

母雀
母雀

これは、あくまでも母雀の個人PCの出来事。
だけど――
現在の社用のPCでも、一部の方の中には
第2段階のゴミ箱」への入り口が表示され、
「バージョン履歴」を操作して、
時空を操れる人たちがいるの。

普通はシステム担当者が入口を塞ぐんだけど、
自己責任でOKにしている会社もあるみたいよ。

プレミアム先輩
プレミアム先輩

もし、自力でバージョン履歴からの復元が可能だとしても、
細心の注意を払って行った方がいい。
必要なデータだけ、ピンポイントで復元する手段ではない
同期データを丸ごと過去の状態に上書きする手段だ。

自分だけでなく、意図しない他人のデータまで巻き込む可能性がある。
自分は必要なデータを事前に退避できても、他人のデータは消し飛ぶからな。

新人Copilot君
新人Copilot君

社用では
OneDriveは30日間、ゴミ箱からの復元が可能。
SharePointは、ゴミ箱・第2段階のゴミ箱共に93日まで復旧可能。
バージョン履歴での復元は、30日程度可能みたいです。

でも、現実は――
キャッシュなどの環境次第で、30日以内でも第2段階のゴミ箱へ吸い込まれることがあるし、93日まで遡れない事も多いようですね。
一般的には、第2段階のゴミ箱での復元は、システム部へ依頼案件ですよ!

母雀
母雀

この記事で……
何名かの被害者の方が救えれば本望です…
――うらめしや~


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