※このブログは、母雀の実体験と、父雀(獣医学博士)の監修をもとに、
ちょっと笑えて、でも生物学的根拠にもとづいたダイエット話をお届けしています。
ダイエットの「失敗」とは何か

ダイエットの失敗って、何だと思う?

そりゃ、結果が出せずに挫折するか、
リバウンドして、元に戻るかじゃない?
そう言われると、どっちも経験済み。
でも、何度も痩せて、何度も戻ってきた今の私は、
それだけじゃ「失敗」を語りきれない気がしている。
ダイエットは頑張った。
でも――
- 何も変わらない
- 体調が崩れる
- 一気に老けて見える
これも全部、失敗。
今回は、様々なダイエットを実際に試した中で、
「なぜ失敗したのか」
「どこから成功に変わったのか」
その境目を、事実ベースで整理してみたいと思う。
ダイエット経験は、正直かなり多い
過去を振り返ると、10kg以上の減量に4回は成功している。
- 運動+低カロリーで10kg減(長期維持…でも当時は若かった)
- 運動オンリーで撃沈(体重変化なし)
- 糖質制限+しっかり運動で15kg減(でも老け見え)
- 糖質制限のみで10kg減(半年後にリバウンド)
- 糖質制限+ちょこっと運動で10㎏減(←今回はここ)
つまり、
痩せること自体は難しくなかった。
問題はいつも、
その後に何が残ったか…。
ダイエットの失敗は、3種類ある
私が実体験から感じた「失敗」は、大きく分けて3つある。
① 変化がない(数字も見た目も動かない)

しっかり運動+おやつ抜き+栄養バランスよし
一番しっかりやったのに、一番精神ダメージを受けたパターン
- おやつ抜き
- 栄養も意識
- しっかり筋トレ+ウォーキング2時間
- 生活リズムもそこそこ整っている
それでも、本当に1mgも痩せなかった。
むしろ、ダイエットのやめてからのリバウンドの方が恐ろしい始末。

運動って、思ったよりもカロリー消費しないじゃん
食べ過ぎだったんじゃないの?
一般的には、そう思うよね…。
でも、原因はそれだけじゃない。
実際に体の中で起きているのは――
運動量増加による代償性代謝低下(体の防衛反応が過剰な状態)。
慣れない運動に驚いて、体は脂肪を守る方向にシフト。
脳は無意識に日常の動作を減らして、
いつもより長めにくつろいでしまったり、
さらにストレスも重なって
脂肪を溜め込みやすい状態へと自分から追い込んでいた。
つまり、
頑張れば頑張るほど、体が省エネ設計に書き換えられていた。
今なら分かる。
あの頃の私は、
必死に痩せる努力をしていたつもりで、
基礎代謝を削る訓練をしていただけ。
その結果、
中年になって完成したのが、超低カロリーでOKなボディ。
つまり、少し食べただけで太る、最も扱いにくい体だった。

だから…挫折したっていいと思う。
それって、たぶん体からのSOS。
生き延びるための防衛反応。
成果が出ない時は
頑張り過ぎなんだよ…きっと。
② 体調を崩す(糖質制限で起こる頭痛・便秘・ホルモンバランスの乱れ)
体重は落ちる。
でも、体がついてこない。
便秘と頭痛が続き、
だるくて頭が回らず、
眠りも浅くなる。
糖質・脂質・水分のバランスが崩れ、
腸もホルモンも、正常に働けなくなっていただけ。
体は正直で、無理をすると真っ先に「調整機能」が乱れる。
でも、それを「停滞期かも…」って
勘違いしてしまうのが、
ダイエットのいちばん怖いところ。
そして――
体調が崩れると、メンタルまで一緒に崩れていく。
気づけば、脂肪を溜め込むモードに入ってる。
そして、しんどさがピークを越えたとき――
「もういいや」って、暴飲暴食の快感に手を伸ばしてしまう。
それが、リバウンドという名の地雷を踏む瞬間。
③ 老け見え
地味に一番ショックなのが、これ。
確かに体重は落ちて、ウエストも絞れたけど、
筋肉も代謝も一緒に落ちて、シワとたるみが一気に増えていた。

知り合いから、
「大丈夫?」って聞かれるようになったの。
脂質を控えて、運動をやり過ぎた結果ね…
鏡を見ると、数ヵ月前の自分がいない。
「え、老けた?」って、本気で10歳くらい老け見えするレベル。
母雀はあえて体重を少し戻す事で、なんとか若返りを果たしたけれど、
当時はダーマローラーとかパックとか、めっちゃ焦った…。
これは、
筋肉と水分と代謝を、
まとめて削ってしまった結果。
体が「飢餓状態」と判断すると、
筋肉を分解してエネルギーを作ろうとする。
結果、肌のハリと潤いと、
結果、基礎代謝が落ちて“痩せにくい体”&”老け見えボディ”ができあがる。
体重だけ見れば成功。
でも中身は、ごっそり削られていたってことね。
じゃあ、どうすればいいのかっていうと…
理想のダイエット方法

いろいろ試した結果、
私がたどり着いた答えは、
糖質制限に、軽い運動を添えること。
糖質制限ダイエットとは?

糖質制限は、
糖質の代わりに脂肪を燃やすダイエット。
カロリーを削るより、
しっかり食べながら痩せられるのが特徴ね。
糖質制限ダイエットは、
ご飯やパンなどの炭水化物を一切やめる修行みたいに思われがちだけど、
我慢するばっかりのダイエットではない。
体は、まず糖質をエネルギーとして使う。
そこで糖質を減らすと、
体は「別の燃料」として、脂肪をエネルギーとして使うモードに切り替わる。
それが、ケトーシス(脂肪燃焼モード)状態。
体の使う燃料を切り替えるだけだから、
ちゃんと食べながらでも痩せられるのがメリット。
実は糖質制限って、肉食系雀向きのダイエット。
脂質もタンパク質も味方だから、
食材の「選び方」を工夫すれば、満足度はかなり高い。
糖質制限20g以下と、50g以下の違い
糖質制限にもランクがあって、
- 70~130g以下:ロカボと呼ばれる緩やかな糖質制限。ケトーシス目的ではない
- 50g以下:継続前提の糖質制限。目安として3か月で10kg減を目指す感じ
- 20g以下:アスリートの減量に等しいレベル。短期決戦用
ロカボはダイエットではなく、
食後の高血糖を抑えて生活習慣病を予防する考え方。
ダイエットとして行うには、1日の糖質を50g以下に抑える必要がある。

ケトーシスをはっきり狙うなら、20g以下。
50g以下でも
体が脂肪を使う方向に傾くには充分。
実際、痩せるだけなら
必ずしも深いケトーシスは必要なかったというのが本心ね。
時短にはなるけど、そのぶん体の抵抗も大きかったから。
ただし――
やり方を間違えると、
さっき書いた失敗を、全部もう一回やることになってしまう。
老け見えしないために、最低限守ったこと
糖質量より大事だったのは、ここ。
- タンパク質をキープする
体重1kg=1〜1.5g(55kgなら、55〜80g) - 脂質を怖がらない
摂取カロリーの50〜60%(糖質を削る分、燃料は脂質で補う) - 水分をケチらない
1日2リットルが理想(水分不足が便秘や頭痛を直撃)
これを外すと、
体重は落ちても見た目が壊れる。

・筋肉を落とさずに痩せる
・代謝を守りながら痩せる
この2つが大切。
きつい運動だと体力を削り過ぎるし、
食事制限だけだとリバる。
筋肉維持のためには糖質制限の他に、
軽い運動も必要ってこと!

糖質もカロリーもダブルで制限とか、
欲張っちゃダメね。
美しく痩せる為には「筋肉と代謝の維持」がポイント。
軽運動のすゝめ
ガチ運動を毎日やると、
コルチゾール(ストレスホルモン)のせいで、
体が「飢餓モード」に入って、脂肪をため込む方向へシフトする。
だから、運動は体重を落とすためじゃない。
老けないための、軽い運動だけやる。
おすすめは、合計15分以内で終わる、汗をかかない程度の運動。
できれば食後30分以内にやるのがベスト。
(血糖スパイク抑制 → 健診の空腹血糖&HbA1cに効く)
階段の昇り降りとか、下半身のデカ筋肉を動かすのが効率的。
一般論は役に立たない
ダイエットを調べると、
だいたい出てくるのがこの辺。
「ナッツがおすすめ」
「バランスよく食べよう」
この一般論が普通に罠になる。
糖質20g制限の世界では、ナッツなんて
種類によってはそれだけで1日の糖質が終わるレベル。
準備万端のつもりでナッツを爆買いして、
あとで糖質量を見て絶望する、なんて話もよくある。
母雀もナッツじゃないけど、
いまだに「これはいつ食べるんだろう…」な食材が眠ってる。

効率よくケトーシスに入るために、
1~3日だけ、短期の絶食を入れてたの。
一気にスイッチを切り替えて、
体を脂肪燃焼モードに持っていく感じね。
もちろん、絶食明けの「お粥」はなしで。
スムーズに「ケトーシス」に入ると、
食欲そのものが落ちる。
我慢するというより、欲が消える感じ。
スタートダッシュがかかるので、60g制限でもオススメ。
時短になるし、その後の糖質制限が驚くほど楽になる。
こういう話は、
一般的な「健康的なダイエット」記事にはまず出てこないかも。
大事なのは、
「体にいいかどうか」じゃなく、
今やっている制限に合っているかどうか。
ダイエットに理想を求めすぎると、遠回りになる。
ビタミンバランスは、サプリメントで補給可能だし、
できるだけ我慢しないダイエットが、一番の近道かも。
まとめ
意思が強いのか弱いのか、自分でもよく分からない。
せっかく痩せても、気づけばまた戻る。
脂肪細胞は、たとえ小さくなっても、
「太っていた頃」を忘れていない。
だったらもう、
全力で戦うより、うまく付き合っていく道を考えた方がいい。
ガッツでねじ伏せるやり方は、もう卒業。
ダイエットがうまくいかないのは、
意志が弱かったからじゃない。
頑張りすぎて、
体が守りに入っていただけ。
私にとっての正解は、
無理のない糖質制限に、軽い運動を添えること。
3度目の正直どころか、5回目にしてやっと気づいた。
我慢を重ねるより、
体の反応を見ながら調整する方が、
体も心もラクだった。

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