BC30乳酸菌入りプロテインを、筋トレ民の兄雀が飲んだ正直な感想

BC30乳酸菌を兄雀が飲んでみた 乳酸菌&サプリ

こんにちは、母雀です。

今回はプロテインの原材料欄でときどき見かける、ちょっと異色な存在「BC30乳酸菌」のお話。

プロテインに乳酸菌?

調べてみると、BC30は単なる「おなかに良さそうな乳酸菌」ではなく、タンパク質摂取後のアミノ酸や、運動後の回復についてまで研究されている、なかなかの実力派でした。

やる気ゼロのインタビュー

実は我が家、兄雀が筋トレのお供にBC30入りプロテインを飲んでいた時期がありました。
選んだのは、Choice ゴールデンホエイの抹茶味。

これは感想を聞いてみるしかない。
……と思ったのですが。

ここから、予想以上に商売っ気のないインタビューが始まります。

BC30を検証する前に、兄雀が脱落

兄雀、数回飲んだところで、
「……この味、ムリ」と、まさかの離脱。

念のため言っておくと、BC30が嫌だったわけではありません。
単純に抹茶味が兄雀の口に合わなかっただけです。

兄雀
兄雀

違う味なら飲む
別に、プロテインならなんでもいい

とのこと。
グラスフェッドのホエイで、BC30まで入ってて、少しでも中身にこだわったプロテインをと思って選んだ私がバカだった……。

母雀
母雀

BC30入りのプロテイン飲んでさ、
なんか違うと感じたことはないの?
疲れが残りにくいとか、筋肉痛が早く抜けるとか……

兄雀
兄雀

特に違いはないよ
筋肉痛を引きずるのって、おっさんじゃね?

・・・。
全国の、仕事帰りにジムへ通いながら、原材料まで吟味してる社会人の皆さまに謝れw。

ばーちゃん雀
ばーちゃん雀

なんて、もったいない!

それを拾ったのが、ばーちゃん雀。
若者が見捨てたプロテインを、団塊世代のもったいない精神が救う。
こちらはこちらで大変面白い話になったので、高齢者のタンパク質補給については別記事で取り上げます。

さて。
味の話はいったん置いておきましょう。

でも、この「別に違いは分からん」というやる気ゼロの回答、実はBC30という菌の本質を突いているのかもしれません。

そもそもBC30って何者?

BC30の有胞子性乳酸菌が 「胃酸突破 → 小腸通過 → 発芽」する図(2019年試験)

BC30は、従来 Bacillus coagulans GBI-30, 6086 と呼ばれてきた有胞子性乳酸菌です(菌株図鑑で確認)。

特徴的なのは、
芽胞(がほう)という殻をまとえること。

この殻のおかげで熱や胃酸に強く、製造工程でも生き残りやすいとされています。
粉末のプロテインに混ぜ込めるのは、このタフさがあるからなんですね。

BC30の面白さは、胃酸に強いだけではありません。

なんと、小腸で「発芽」するのです。

植物の芽が出るわけではなく、丈夫な芽胞の状態から、代謝活動ができる菌体へと変化します。

2019年、人間の消化管を再現した装置でBC30の動きを調べた研究では、胃を通過した後の生存率は97%。小腸を通過した後も約51%が生存し、その生存菌の93%が発芽していました(PubMed)。

胃では身を守り、小腸では目を覚ます。

しかも、BC30の魅力は、この生存力だけではありません。

BC30で注目したいのは「アミノ酸の吸収」と「72時間後の回復」

科学的に冷静に見てみましょう。
「これを飲めば筋肉がつく!」という魔法の粉ではありません。
今回注目したいのは、筋肥大そのものよりも「吸収」と「回復」のサポートです。

現在のヒト試験(PubMed①、PubMed②)では、

  • BC30をタンパク質と一緒に摂った際に、タンパク質由来のアミノ酸が血液中に現れやすくなった
  • 激しい運動の24時間後・72時間後の回復感が高まり、72時間後の筋肉痛が軽くなった

と、報告されています。
ただし、今回確認できた査読済み一次研究では乳タンパク濃縮物やカゼインが使われており、Choiceのようなホエイ単体+BC30で同じ結果が得られるかは、今後の研究を待ちたいところです。
(BC30 開発元の関係者がまとめたレビュー論文では、ホエイ+BC30で特定のアミノ酸の吸収が増えたという報告はあります:PubMed③)

とはいえ、アミノ酸の吸収や運動後の回復という、筋トレ民には気になる分野で研究されている乳酸菌であることは確か。

普段からプロテインを飲んでいて、回復まで意識した+αを選びたい人には面白い選択肢です。

2日休んでもまだ重い人へ。回復まで研究されているBC30という選択肢

BC30乳酸菌入りプロテインを飲んで、ちょこっとだけ疲れ知らずになった兄雀の図

この研究結果を伝えたところ、兄雀がぽつりと核心を突くことを言いました。

兄雀
兄雀

筋トレが続かない一番の理由って、
疲れてだるいからなんだよね。
でも、普通は2日くらい空ければ自然に回復するし、
疲れること自体にも慣れるじゃん!

この「慣れる」は気のせいではなく、同じ刺激を繰り返すと筋肉痛が出にくくなる「繰り返し効果」として知られる現象です。

ちなみに兄雀の運動量は、筋トレは1日45分ほど。
慣れた種目は日常的に繰り返し、負荷の大きい種目はローテーション。
種目によって50kg程度の負荷や20kgの加重も使い、さらに競歩を10kmほど。

兄雀のように毎日同じメニューを回して体が慣れている人には、「回復が違う」という体感は得にくいのかもしれません。

面白いのは、研究で筋肉痛の軽減が確認されたのが運動から72時間後だったこと。
兄雀の言う「2日休めば普通は回復する」を過ぎても、まだ痛みが残っている領域です。

たとえば、仕事と日常を回しながらジムに通う大人たち。

  • 2日休んでも、まだ脚や肩にズッシリ重い疲労が残っている
  • 痛みが引かないせいで「今日はジム行くのやめようかな……」とサボり癖がつく
  • 疲労のせいで、仕事にも影響が出る

または、追い込み期で、運動後の回復まで意識したい人。

  • 週あたりのトレーニング頻度を増やしている
  • 減量期や大会前で、食事量を絞りながら強度を維持している
  • 翌日のパフォーマンスを落としたくない

「疲れていない」という状態は、なかなか気づきにくいもの。
何事もなく次の行動に移れている時、「BC30のおかげだ」とは、思わないでしょう。

BC30は、筋肉そのものを主役級に盛る成分ではなく、
主役が次の出番に間に合うよう、裏方でせっせと働く黒子のような存在です。

アスリートの方にも。Choiceのアンチドーピングへの取り組み

Choiceは原材料へのこだわりだけでなく、アンチドーピングにも取り組んでいます。

実際に「ゴールデンホエイ ほうじ茶」では、ISO/IEC 17025認定を受けた検査機関で、WADA(世界アンチ・ドーピング機構)の禁止物質を対象としたLGCのアンチドーピング検査を実施したことが公式に発表されています(Choice)。

兄雀は筋トレだけでなく、当時は競技もしていたので、母雀としてはこういうところも地味に大事。

プロテインは毎日のように口にするもの。

だから「何が入っているのか分かりやすい」「余計なものをできるだけ増やさない」「メーカー側もアンチドーピングを意識している」というのは、価格だけでは比べにくい安心材料でした。

筋肉のために飲んだプロテインで、お腹の調子を崩していたら本末転倒

プロテインを飲むと、お腹がゴロゴロする。ガスが気になる。時にはお腹が緩くなる。
せっかく筋肉のために飲んでいるのに、お腹の不調でトレーニングに集中できないのは困りものです。

原因の一つとして知られているのが、ホエイプロテインに含まれる乳糖。
また、大腸に届いた未消化のタンパク質が腸内細菌によって分解され、臭いのあるガスが発生することもあります。

そこで注目したいのが、Choiceの「ゴールデンアイソレート」。
乳糖をより多く取り除いたWPIタイプで、もちろん「BC30」も配合しています。

実はこのBC30には、IBS(過敏性腸症候群)の人を対象としたヒト試験もあります。

2009年の予備的な研究では、8週間のBC30摂取によって、腹痛や腹部膨満感の改善が報告されています(PubMed)。
さらに、下痢型IBSの患者を対象とした別の試験では、BC30を摂取したグループで1日あたりの排便回数が少なくなるという結果も報告されました(PubMed)。

BC30がプロテイン由来の軟便やガスを直接防ぐと証明されたわけではありませんが、乳糖への配慮に加えて、お腹の症状とアミノ酸の吸収に関する研究を持つ乳酸菌まで配合している。
お腹の不調を理由にプロテインを敬遠していた人にとっては、検討する価値のある選択肢かもしれません。

Choiceが原材料だけでなく、BC30という乳酸菌まで選んでいることには、ちゃんと意味がありそうです。

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BC30は筋トレだけの乳酸菌ではない

ここまで筋トレ目線で見てきましたが、BC30で研究されているのは、タンパク質利用や運動後の回復だけではありません。

ヒト試験では、たとえば

  • 子どもを対象とした試験で、鼻づまり・鼻のかゆみ・声がれなど一部の上気道症状が少なかった
  • 免疫に関係する複数のタンパク質に変化が見られた
  • 高齢者を対象とした試験では、腸内細菌や免疫機能への影響が調べられている

など、腸や免疫に関する研究も行われています。
もちろん、これらは研究結果であって、BC30を摂れば風邪を防げるという意味ではありません。

つまり、BC30は、飲んだ瞬間に違いが分かる成分というより、腸・免疫・タンパク質利用・運動後の回復まで、かなり幅広く研究されている+α。

毎日飲むプロテインだからこそ、タンパク質だけで選ぶか、こうした+αまで入ったものを選ぶか。
Choiceを選ぶ理由は、むしろここにありそうです。

まとめ

兄雀のように、
「プロテインならなんでもいい」
という人には、正直ここまでこだわったプロテインは必要ないかもしれません。

Choiceは安さだけで選ぶ商品ではありません。

原材料にもこだわりたい。
トレーニング後の回復まで考えたい。
体調を整えて、運動に集中したい。

そんな、1秒でも長くストイックに鍛えたい人が選ぶプロテインなのだと思います。

……兄雀よ。
少しでもちゃんとしたものを飲ませようと、グラスフェッドだのBC30だの調べて選んだ母雀の時間を返せw

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