俺のまわりの不思議な話|リビングには、誰かがいる(Vol.1)

F1と野球と時々、カオス

リビングは、家の中心のはずだった

リビングって家の中心で、一番生き生きとしてる場所だ。
でも、夜になるとーー
そこに住んでるのは、俺たちだけじゃない気がする。

不可解な出来事って、実は意外と体験してる人が多い。
こっちが「こんなことあったんだ」って話すと、
「実はね……」って返してくる人が、必ずいる。

人から聞いた、不思議な体験

ある友達は、引っ越し当日、
深夜のエレベーターで座敷童に遭遇したらしい。
絶対に目を合わせないように、後ろを振り返らずに最上階まで上がったけど、玄関前までついて来たって…。
「心臓止まるかと思った」って笑ってたけど、
声は少し震えてた。


父雀も、昔から不思議な体験をしてるらしい。
若い頃は何度も金縛りにあって、
幽霊に覗き込まれたこともあると言っていた。

学校の教職員用住宅に住んでいたらしいけど、
あまりに出るもんだから、学校ごとお祓いしたそうだ…。

最初に聞いた時は、
「は? 学校をお祓い?」って笑いそうになったけど、
父雀は冗談を言うタイプじゃない。
なんか、リアルだった。

深夜のリビングで起こること

そして――問題は、俺の家。

深夜のリビングにひとりでいると、高確率で「何か」が起こる。
突然、何か重いものが落ちる。
電気がチカチカ点滅しだす。
自分のスマホから着信がある。
音楽が勝手に鳴る。
誰もいないのに、足音がこちらに近づいてくる。

……でも、不思議なことに、幽霊そのものは見たことがない。

二つの、どうしても気になる存在

それでも、気になることが二つある。

ひとつは、屋根裏の神棚。
リビングの真上にあるのに、足場がなくて絶対にたどり着けない場所。
家を建てた時に設置したとしか思えないけど、
一度見て以来、ずっと気になってるんだ。

もうひとつは、目の前の踏切。
夜になると、誰もいないのに踏切が鳴る時がある。
保線工事かと思って外を見ると、
――静まり返ってる。

でも、不思議なことに、
こういう現象は、すべて「リビング限定」。
隣の部屋に逃げると、ピタッと止まる。
昼と夜で、まるで別の部屋みたいになるんだ。

見えない同居人

たぶんだけど…

もしかしたら、見えない「同居人」がいるのかもしれない。
見えないだけで、きっと――。

▶ 次回:世界が一瞬止まった話

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