母雀と行動すると、なんか不思議体験が加速する気がする。
変な波長が合うというか、妙にタイミングが噛み合う感じ。
それが偶然じゃない気がしたのは、俺だけだろうか。
外で起きた出来事
つい先日、家を出た瞬間に真横に雷が落ちた。
雨なんてパラパラ程度で、雷も遠くで鳴っているだけ。
「傘いらないね」って笑いながら家を出た。
——その瞬間、空気が歪んだ。
なんだこれ、気のせいだろ?
そう思って歩み進めた。
明るい道なのに、理不尽な圧迫感。
雷に、ロックオンされてる—— 逃げ場がない。
そう思った瞬間、 真横のアンテナに直撃した。
音が一瞬遅れて、空気が震えた。
……は? って感じだった。
狙われている気がした瞬間
雲一つない、穏やかな朝。
駅前の工事現場の横を通った時、
高層クレーンの上から大量の水が落ちてきた。
その日は休工日だったのに、だ。
足先でギリセーフ。
あと半歩ずれてたら、ずぶ濡れ確定。
単なる水だからどうってことはないけど、
運が悪いというより、何かに狙われてる気がした。
頭の中で「……ちっ、外したか。」って声が聞こえた。
いや、誰だよ。
今でも気になっていること
母雀に話したら、
「あー、あるかもね」って顔された。
「この家を買った時から、予兆はあったのよ」って。
曰く、オーブだらけだったらしい。
屋外でも室内でも、白いシャボンのような光が写真に映り込んでいた。
引っ越し前の、家具も鏡も電気もカーテンもない部屋。
反射も映り込みも、何もない場所で、
なぜか特定の一人を中心にオーブが集まってたらしい。
「怖くて写真、捨てちゃったんだけどね」って笑ってたけど、
そのターゲットって……誰なんだろう。
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