【MBTI家族あるある】新年の誓いはなぜ崩壊するのか

新年の神社で願掛けをする雀家族のイラスト 高齢者の取扱説明書

※この記事は、「MBTIで読み解く、高齢者の取扱説明書」シリーズの番外編です。

家族で誓いを立てると、だいたいこうなる

神よ、見てましたか?
―すずめ一家・新年の誓い(と、その末路)―

今回は、MBTIを知らなくても読める「家族あるある」の話。
年始に立てたはずの誓いが、なぜか次々と崩れていく――
そんな一家の顛末を、少し距離を置いて眺めてみます。


まずは、すずめ一家をご紹介

この物語の舞台は、5匹の雀が暮らす、ちょっとにぎやかな家族。
それぞれの性格は、MBTIという性格タイプ診断で表すと、こんな感じ。

  • ばーちゃん雀(ENFJ:主人公)
    人のお世話が生きがいの“共感型ヒロイン”
  • 父雀(INTJ:建築家)
    見えない勝ち筋を握る“沈黙の伏兵”
  • 母雀(INTP:理論学者)
    気まぐれに理屈をこねる“ひらめき職人”
  • 兄雀(INFP:仲介者)
    独自ルールで理想を貫く“心の森の住人”
  • 弟雀(ISFP:冒険家)
    気配を消して走る“忠義のソロランナー”

🎍ことの発端は、お正月

「今年こそ、自分を律するんだ…!」
そう言い出したのは、まさかの兄雀(INFP)。
「家族で誓いを立てて、紙に書いて冷蔵庫に貼ろう!」という提案に、
最初はみんなポカンとしていたものの、なぜか流されて全員参加。

初詣にもその紙を持っていき、
「○○を誓うので、今年一年ご加護を…」と、神様に一斉祈願。

書かれた誓いは以下のとおり。


それぞれの誓い(そしてMBTI)

  • 兄雀(INFP):勉強中はスマホを持ち込まない
    → 理想に燃えて、まずは自分を律する宣言。本人はかなり本気。
  • 母雀(INTP):スマホでゲームをしない
    → 本人的にはストイックな宣言。後ろ髪を引かれる思いで封印。
  • 父雀(INTJ):体重が70キロを超えない
    → スタート時は63kg。最初から7キロの猶予をもつ、骨抜き設計。
  • 弟雀(ISFP):ヤクルトが負けたら5キロ走る
    → 推し球団の勝敗が、自分の運動量になる。まさに“感覚×忠誠”。
  • ばーちゃん雀(ENFJ):自分ファーストで生きる
    → 一家の世話役が、自分優先を誓う…もうフラグしか立っていない。

一番乗りで破ったのは、やっぱりばーちゃん雀

ENFJ(主人公)のばーちゃん雀にとって、
“人のために動く”のは呼吸と同じ。
つまり、「自分ファーストで生きる」は、もはやMBTI的に無理ゲー

元日からすでにお茶を淹れ、おせちを配り、年賀状をみんなに手渡す。
誓いの紙が冷蔵庫に貼られている真横で、普通に“他人ファースト”発動中。

3日目には、
「自己流でいきます」

と誓約破棄を宣言し、家族のサポートを堂々再開。
兄雀が「家族連名の誓約書を穢すのか?」っと訴えかけるものの、
「そんなくだらないもの、書けって言うから書いただけよ」と、もはや開き直り。
神様、聞いてました…?


母雀は、そっとルールを改憲

INTP(論理学者)は、ルールを「最適化」したくなるタイプ。
最初の3か月は真面目に誓いを守っていたけれど、
ある日、紙の端っこに小さくこう書き加えた。

「※コラボ・フェス期間中は除く」

最初の設定の方が間違っていたのだから、仕方がない。
「神様ごめんなさい、お詫びして訂正いたします」
本人は、今でも「ルールの範囲内で誓いを守ってる」と本気で思っている。
INTPあるある、「世の中のルールは自分で理解して使う」もの。


兄雀は、罪悪感と現実のあいだで崩壊

INFP(仲介者)の兄雀は、理想主義の塊。
誓いを提案した本人だけに、最も重く責任を感じ、固く誓いを守っていた。

しかし、母雀の「例外規定」を見て、自分も「音楽はOK」の追記を…
そこから罪悪感 → 自己嫌悪 → 動画視聴へと落ちていき、
今やYouTube三昧…。

「神様は、心が広いはず…」
そうつぶやくその姿に、世界の切なさが詰まっている。


父雀は、そもそも“勝てる戦”しか選ばない

INTJ(建築家)の父雀は、そもそも「目標体重」の上限を、
+7kgの余裕ありで設計している時点で、すでに勝ち逃げ確定済み。

体重計に乗っては、「セーフ」とだけ言い残し、静かに立ち去る姿は、
まさに黙って勝つ男。

INTJあるある、「誓いとは設計である」。


唯一誠実だったのは、弟雀だけ

ISFP(冒険家)の弟雀は、派手じゃないけど律義。
推しのヤクルトが負けた日は、静かにランニングへ。

誰かに言われなくても、誰かに見せなくても、ちゃんとやる。
誓いの中で、唯一ブレなかった男。


まとめ:誓いをMBTIで読み解くと…

  • ENFJ(ばーちゃん雀):他人優先が止められない
  • INTP(母雀):ルールを勝手にアップデート
  • INFP(兄雀):理想が破れて心が病む
  • INTJ(父雀):初手から勝ち確ルールを設計済み
  • ISFP(弟雀):黙って実行、地味に一番偉い

🎯そして今年も…

冷蔵庫に貼られた赤ペンだらけの誓約書は、もはや神聖さゼロ。
でも、今年も懲りずにまた新たな誓いを立てる。
「自分を縛る誓い」より、
「自分を高める誓い」の方が、どうやら長く残るらしい。

今年もきっと、波乱が起きる…
「誰が最初に破った」「私はまだ守ってる!」と笑い合えるうちは、
この家族、たぶん平和。

さて、今年はどうなるのでしょう。
結局、つまずく場所はだいたい毎年同じ――それも、おやくそく。

もしかするとそれ、
「努力不足」じゃなく「性格のクセ」かもしれません。

家族の中では、世代間のズレもなかなか厄介です。
「これ、うちだけ?」…そう思ったあなた、MBTIの出番かもしれませんよ。
次回からは“あの不可解な行動”が、なぜ起きたのか――を、
性格タイプ別に解き明かしていきます。

▶ 親世帯の行動を紐解く
 MBTIで読み解く・高齢者の取扱説明書

MBTIを知らなくても大丈夫。
4つの質問で、本人も・身近な人も、
それっぽい「性格タイプ」が見えてきます。

▶ 4問で分かる、あなた&あの人のMBTI


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